■ 寝たきり高齢婦人性器感染症治療につきまして

■ 寝たきり高齢婦人性器感染症治療のご紹介■

サンタマリア病院は、寝たきり高齢婦人性器感染症治療を専門的かつ積極的に行っています。

 超高齢化社会を迎えた日本では、多くの寝たきり高齢者が病院、施設、自宅で、オムツを着用しているのが現実です。オムツ着用により、糞便や尿で陰部が汚染され、外陰皮膚炎や外性器感染症を発症している高齢者は非常に多いのは事実です。男性の外陰皮膚炎や外性器感染症については、入浴・局部洗浄・各種外用剤塗布により多くは軽快します。しかし、 女性の外陰皮膚炎や外性器感染症 の場合は、気がついたときには感染症が内性器にまで及び、 膣炎、子宮内膜炎、子宮溜膿腫 から、感染性腹膜炎まで広がってしまっている症例も少なくありません。特に高齢者は、自覚症状や発熱などの症状が軽微なため、稀には敗血症にいたって初めて気がつき、治療するまもなく死に至るケースも時にみかけることがあります。

 一方で、寝たきり高齢女性の性器感染症の原因は、必ずしも外部からの不潔な微生物混入だけではありません。 子宮内に膿が貯留する子宮溜膿腫の原因の何割かに、子宮頸癌や子宮体癌が共存していることは、有名な事実です。このような子宮溜膿腫を確実に治療するには、単に感染症の知識だけでは絶対に不可能であり、子宮癌に関する幅広い知識と臨床経験も要求されます。

 感染症による女性内性器感染症の原因菌としては、肛門からの腸内細菌や嫌気性細菌による深部感染症が最も多い原因です。一般的なペニシリン製剤やセフェム製剤では慢性化させ、抗生剤多剤耐性菌をしばしば誘発します。したがって、 単純に抗菌抗生物質を静脈内点滴投与するだけでは完治は困難であり、子宮ドレナージ、子宮内腔洗浄は必須です。時には腹腔内洗浄や子宮摘出のような手術的処置も必要になるかもしれません。が、実際には、産婦人科医の多くが、このような効果的治療法や手技に不慣れであることが現実なのです。不適切な治療は、感染を慢性化させて、ますます難治症化させる結果となります。

 また、 高齢者がこのような重症性器感染症に罹患する背景には、栄養障害、エストロゲン不足などが必ず大きく影響しています。各種抗菌薬で全く効果の無かった寝たきり高齢婦人性器感染症患者に対して、高カロリー輸液を 1-2 週間行うだけで、劇的に難治性感染症が軽減することもあります。エストロゲン補充療法やアンチエイジング療法を行うことは絶対不可欠な補助療法であり、確実に症状が軽快して行きます。

 このように、寝たきり高齢女性の性器感染症を完治させるためには、性器感染症全般に詳しいことは当然ですが、さらに、婦人科癌に詳しいこと、感染源に対する洗浄処置や感染病巣切除などの手術処置の経験が豊富であること、臨床栄養学的治療法に詳しいこと、内分泌学やアンチエイジングに詳しいこと、などの要件が揃っていることが望まれます。当院の寝たきり高齢女性性器感染症の治療担当者は、このような治療に 20 年以上携わってきており、知識と経験は極めて豊富です。もし、治療に難渋して困っておられる、寝たきり高齢女性性器感染症患者さんがいましたら、是非とも、当院にご相談下さい。入院もしくは外来治療にて、治療させていただきます。

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